「どうやったら脇見恐怖が治るのか?」と考え続けても、脇見恐怖は治らない

普段、脇見恐怖症に苦しむ方と話したり、インターネット上の書きこみを見たりしているとわかるのですが、脇見恐怖症の方が最も多く発する質問が、「どうやったら脇見恐怖が治るのか?」です。

今まさに悩んでいるのだから当たり前と言えば当たり前ですが、私も、同じことを考え続けて何年もずっと苦しんだ経験があるので、その心境は痛いほどよくわかります。今でも当時のことを思い出すと、胸がギュっと締め付けられるような思いがします。

でも、当時、頭が擦り切れるほど「どうやったら脇見恐怖が治るのか?」と考えても、答えは出ませんでした。そして、答えが出ないままいつの間にか症状が軽快して、現在に至っています。

私の経験から、そして多くの脇見恐怖症の方の言葉からも感じることは、「どうやったら脇見恐怖症が治るのか?」と考えること自体が、脇見恐怖症を悪化させるということです。考えること自体が脇見恐怖症への意識を先鋭化させて、悪いスパイラルへとはまっていくのです。

と言っても、すぐに次の疑問が湧いてくると思います。それは、「どうやったら脇見恐怖症が治るのか?」という問いを辞めるにはどうしたらいいのか?その問いを考え続けるほかに、脇見恐怖症を治す方法はあるのか?という疑問です。

その疑問に対する私の答えは、他の記事でも書いている通りではありますが、「できるだけ脇見恐怖症を気にしなくて済むような生活を送ること」、「脇見恐怖症のことを考えずに生活を続けて、自然に脇見恐怖症より他のことに注意が向くようになるのを待つこと」です。脇見恐怖症と真っ向から戦うのではなくて、脇見恐怖症をスルリとかわして、振り返りもしないということです。

脇見恐怖症のことを考えれば考えるほど、脇見恐怖症への意識は強まり症状が悪化します。そうならないためには、逆のことをする必要があります。脇見恐怖症を意識しなくて済む生活を送ること、考えなくても良い環境に身を置くことです。

誰にでも学校や仕事があります。家族や住んでいる環境、決まった人間関係があります。そんなに簡単に生活環境を変えることなんてできない!と言う方も多いと思います。私自身、何もできずに何年も我慢して、症状を悪化させることしかできませんでした。

でも、それは間違いだったと今になって思います。我慢することは意味がないし、脇見恐怖症に悩まなければならない環境に居ることは、害ばかりあって何も得るものはありません。

思い切った決断をしてもよいと思います。例えば、引っ越しをする、仕事をやめる、人間関係を断ち切る、といったことです。

脇見恐怖症に悩む人にとって一番大切なことは、「脇見恐怖症のことを考えなくても環境で生活をすること」です。そのためにできることは、何でもした方がよいと思います。

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